競馬の全券種の中で一番売り上げが多く全体の約3割の売上シェアがある三連単ですが、
私は三連単なんか買わないほうがいいと思っています。
たしかに三連単と言ったら、10万、100万馬券と高額な配当がめずらしくなく、他の券種にはない圧倒的な破壊力があり、ついつい夢を見て購入してしまいがちですが、
三連単は買い続けると確実にドロ沼にはまります。
最初はどうしても買いたくなる三連単
実は昔、私が競馬初心者だった頃、三連単の配当の高さにあこがれてほとんどのレースで三連単を買っていました。
なかなか当たらないので、もう買うのをやめようと思った矢先のこと、事件は起きてしまいました。
1着 9番トーセンシャナオー12番人気
2着 5番トウショウシロッコ 4番人気
3着 4番ミストラルクルーズ 7番人気
三連単 9→5→4 51万6600円
何の知識もない素人の私が適当にその辺に落ちている情報を頼りにして買った馬券が、奇跡的に当たってしまい、50万ごえの高配当になってしまいました。
のちの中山の鬼マツリダゴッホ(11番)を買ってない所が素人の怖いもの知らずといったところでしょうか。
※マツリダゴッホは競争中止でした。
マツリダゴッホ
2007年 G2 AJCC 1着 G2 オールカマー1着
G1 有馬記念 1着
2008年 G2 日経賞 1着 G2 オールカマー 1着
2009年 G2 オールカマー 1着
中山重賞6勝の中山の鬼
このたまたま当たってしまった三連単がきっかけで、それ以降も三連単を買い続けていましたが、そう何度も当たるはずもなく手にした50万円はあっという間になくなり、ついにはマイナス収支へ突入し、その後もしばらくは3連単を買うのをやめられませんでした。
当時は1レースだいたい100点ぐらいの3連単フォーメーションを買っていてかなり点数が多くて金がかかるなと思っていましいましたが、3連単は16頭立てだと買い目が3360通りあるため、100点買っていたとしても、全体の約3%ほどでしかなくむしろ点数が少ないぐらいなのです。
お金が無くなり、ためしに三連複を買ってみたら
しばらく馬券が当たらない日々が続き、お金も無くなってきたのでやむを得ず三連複の馬券を買ってみることにしました。
なぜ今まで三連複を買わなかったのかというと、
- 三連複は配当が安いと思っていた
- 三連複フォーメーションの意味が分かっていなかった
- 本命馬は1着に来てほしいというこだわりがあった
以上のことから三連複を買うのを避けていたのですが、さすがにもう三連単を買うほどの資金がなかったので、家中の小銭をかき集め1レース数千円程度のお金で三連複を買っていきました。
すると、
1レースあたり1000~2000円程度の資金しか投資していないにもかかわらず、そこそこ馬券が当たるようになり、配当も思ったよりもついていたのでこれは三連複を研究すれば勝てるのでは?と思いその日から三連複馬券の研究を重ね試行錯誤して三連複を中心に馬券を買うようになりました。
三連複を中心に買うようになり
それから色々な三連複フォーメーションの買い方を試し、的中率と配当のバランスを考えながら色々調整を加え
ついに数年後、特大万馬券に出会います。
1着 9番 ダノンヨーヨー 2番人気
2着 3番 ライブコンサート14番人気
3着 14番 ガルボ 13番人気
三連複 3-9-14 30万9520円
今までの三連単最高配当を上回る金額を三連複で払い戻し、三連複の破壊力もすごいのだぞということを証明することができました。
高配当を当てた後も、うかれることなく自分のスタイルを崩さないようにしていきました。
そして現在は
そして現在も三連複を中心で馬券を買っていますが、競馬は的中率よりも回収率が大切だということに気づき、自分の組み合わせたフォーメーションの買い目から高配当だけを狙うという買い方で収支を安定させています。
バラバラに買っているように見えますがオイシイ高配当だけをピックアップさせて購入しています。
この買い方については別の記事で紹介しているので、よかったら見てください。
最後に
三連単の悪いところ
- 少ない投資金額じゃ当たらない
- 細かい着順まで当てるのは無理ゲー
- 連敗は当たり前で精神が削られる
- 当たったら当たったで買うのをやめられなくなる
- 払い戻し率が72.5%で全券種で一番低い
以上のことから私は三連単なんて買いません。