【2025年5月18日 東京12R】朝一は最低人気、それでも単複+馬連が売れて激走!13番人気サンライズパスカルのインサイダー票疑惑
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こんにちは、競馬をオッズだけで予想しているポテサラです。
2025年5月18日、東京競馬場で行われた最終レース・BSイレブン賞(ダート1400m)は、単勝13番人気(59.8倍)のサンライズパスカル(斎藤新騎手)が1着という大波乱の決着となりました。
2着に10番人気のドンレパルス(81,390円の馬連)、3着に1番人気のストレングスが入り、三連単は81万超えの超高配当を記録。
しかし、この波乱は単なる“偶然”ではなかった可能性があります。
■ 朝一で最低人気の馬に、なぜか「確信ある票」が入っていた
サンライズパスカルは、朝一時点(9:40ごろ)で単勝96.7倍、16頭立ての堂々たる最低人気。
複勝も10.3倍と、買われていないのは明白でした。
しかし、締切に近づくにつれ、オッズの動きは明らかに異常でした。
時間帯 | 単勝 | 複勝 |
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朝一(9:40) | 96.7倍 | 10.3倍 |
発走1時間前 | 66.7倍 | 9.5倍 |
発走5分前 | 67.1倍 | 10.4倍 |
確定オッズ | 59.8倍 | 8.4倍 |
普通はここからさらに人気を落とすパターンですが、締切直前で単複ともに売れていたのです。
■ 単複だけじゃない──馬連でも“動いていた”
さらに注目すべきは、サンライズパスカルと上位人気馬との馬連オッズの異様な変動です。
特定の組み合わせだけが明確に売れていた事実は、ただの一発狙いではなく、「来ることを知っている票」=インサイダー票の存在を匂わせます。
組み合わせ | 締切5分前 | 確定オッズ | 変動幅 | コメント |
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14-9(1番人気) | 160倍 | 76倍 | ▼84倍 | 馬連で明らかに“厚く”売れている |
14-8(2番人気) | 335倍 | 114倍 | ▼221倍 | こちらも大きくオッズ下落 |
14-12(3番人気) | 329倍 | 337倍 | ▲8倍 | 唯一オッズが下がらなかった組合せ。 →ルメール騎乗も“初ダート”で買われず。結果は13着 |
14-2(4番人気) | 418倍 | 221倍 | ▼197倍 | これも明らかな票の集中あり |
このように、単複だけでなく、馬連でも上位人気馬との組み合わせがごっそり売れていたというのは重要な事実です。
とくに14-9(1番人気)との組み合わせは、半分以下までオッズが圧縮されており、買いの厚さがうかがえます。
一方で14-12(ルメール騎乗)の組み合わせはほぼ無風。これは、初ダート馬でルメールであっても「買いに値しない」と判断された可能性が高いです。結果、12番は13着の大敗。
つまり、“票を入れた側”の見立ては正しかったとも言えるでしょう。
■ インサイダー票の匂い──単複+馬連に共通する傾向
ここまで明確に複数の券種でオッズが「異常に売れた」馬は珍しいです。
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単勝が売れる → 一発狙いなら分かる
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複勝も売れる →「来る」と確信している
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馬連で人気馬との組み合わせが売れる → 情報を持つ者が“取りにきている”
これがすべて揃っていたのが、今回のサンライズパスカルだったわけです。
■ 今回のような事例をどう活かすか?
結論から言えば、以下のような特徴を持つ馬がいたら「印をつけずとも、買い目には加える」べきです。
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朝一で人気がなかった馬が…
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発走直前に単複ともに売れている
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馬連でも特定の人気馬との組み合わせだけオッズが急落している
これはもう**“誰かが来ることを知っている”票の動き**です。
「なぜその馬なのか?」を考えるよりも、「売れている事実」を重視する。
それが、オッズから拾える“唯一のヒント”です。
▶ まとめ
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サンライズパスカルは朝一で単勝96.7倍の最低人気
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発走直前には単勝59.8倍、複勝8.4倍にまでオッズが下落
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単複だけでなく、馬連でも1〜4番人気との組合せだけが強烈に売れていた
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唯一買われなかった3番人気ルメール騎乗馬は大敗し、“見えていた票”の慧眼が証明された
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オッズの動きは“馬の評価”ではなく、“人の意思”を反映している可能性がある
