【オッズに異常がない時の狙い方】人気薄の2頭で的中!2025年橘ステークス実例解説
目次
こんにちは。
今回は少しマニアックなオッズ理論、**「異常なオッズ馬が存在しないレースで、人気薄2頭を軸にする戦略」**について解説していきます。
実際にこの方法を使って的中させた、2025年5月11日(日)京都10R「橘ステークス(L)」を例に、詳しくご紹介します。
📊 前提となる理論の話:異常がなければ確率は平等?
私が普段重視しているのは「オッズの異常=馬券のヒント」という視点です。
たとえば朝一から単勝だけ異常に売れている、あるいは締め切り直前に急激に複勝が買われた──そんな馬がいれば、何かしらの「仕入れ」が入っている可能性があります。
ですが逆に、「どの馬も特別に売れていない」レースも存在します。
そのようなレースでは、
「どの馬にも特別な期待がかかっていない=相対的にフラットな確率分布」
という考え方もできます。
つまり、明確に狙われている馬がいないなら、
“買える中で人気のない2頭”を軸にするのが、最も回収率の期待値が高くなるのでは?
という仮説です。
もちろんこれは「毎回当たる」ものではありません。
ただし、長期的に見たときに回収率が安定しやすい買い方だと感じています。
🎯 実際に買って当てたレース:2025年5月11日 京都10R「橘ステークス(L)」
では実際にこの理論を用いて購入・的中したレースをご紹介します。
【レース概要】
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日付:2025年5月11日(日)
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開催:京都競馬場
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レース:第10R 橘ステークス(L)
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距離:芝1400m(右・外)
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出走頭数:11頭
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馬場状態:良
🔍 ステップ1:朝一&締切15分前のオッズをチェック
この理論を使う際、まず必要なのは**朝一(9:40ごろ)と締切15分前(例:14:15発走なら14:00)**のオッズチェックです。
❌ 除外馬の選定
このレースで唯一除外対象となったのは、9番ナイスデスネ号。
理由は以下の通りです:
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朝一時点
単勝:114.2倍/複勝:11.8倍 -
締切15分前
単勝:103.6倍/複勝:13.7倍
この数字は明らかに常識の範囲を超えており、「買えるゾーン」から外れていると判断しました。
✅ 軸候補の抽出
除外馬を除いた残り10頭の中で、最も人気のなかったのが以下の2頭:
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6番 ドゥアムール(藤岡佑介騎手)
締切15分前:単勝26.9倍/複勝5.3倍 -
8番 アンダースコア(A.シュタルケ騎手)
締切15分前:単勝39.6倍/複勝4.3倍
この2頭が、今回の軸候補となります。
💡 なぜこの2頭を選べたのか?
いずれも単複オッズが過剰に売れているわけではなく、かといって極端な不人気というわけでもない。
他の馬と比べて「異常に人気を集めた形跡が一切ない」=フラットな評価でした。
このような馬たちは、逆に**「人気がない理由がない」**とも言える存在です。
調教や枠順などで評価されずとも、馬自身はある程度の力を持っていて、展開や流れ一つで馬券圏内に突っ込んでくる可能性がある──
そう考えて、6番と8番を軸に3連複を購入しました。
🏆 レース結果と的中報告
レースの結果は以下の通り:
着順 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 単勝人気 |
---|---|---|---|---|
1着 | 3 | ムイ | 今村聖奈 | 7番人気 |
2着 | 6 | ドゥアムール | 藤岡佑介 | 9番人気 |
3着 | 7 | マテンロウサン | 横山典弘 | 2番人気 |
見事、軸にした6番ドゥアムールが2着に好走!
そして、相手に流した中に**3番ムイ(1着)・7番マテンロウサン(3着)**が含まれていたため、
3連複「3-6-7」34,020円を的中!
🎉 的中画像もばっちり保存済み。リアルにこの理論が通用した証拠です。
✍ 最後に:この理論が使える条件と注意点
この戦略にはいくつかの条件があります:
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異常オッズ馬が存在しないレースであること
→ 単勝だけ、複勝だけ、直前に急騰…などの「異常」がないか確認。 -
朝一&締切前のオッズを確認できる環境があること
→ 競馬ラボやオッズ解析ツールがあると便利。 -
常識的に無理な人気薄(単勝100倍以上・複勝10倍以上)は除外
→ 極端な不人気馬はノイズになるため対象外。
これらを守った上で、「買える中で一番人気のない2頭」を軸にすれば、
たとえ低的中率でも高配当によって回収率は安定しやすくなる──
それがこの手法の本質です。
📝 今後の活用法と応用
この理論は荒れそうだが何を買えばいいか分からないときや、
異常馬が見当たらない平坦なレースで特に力を発揮します。
毎回当たるとは言いませんが、ハマったときの破壊力は絶大です。
今後もこの手法を使った例を、どんどんブログで紹介していけたらと思っています。
