競馬場では、指定されたG1レースの開催会場で記念入場券という特別な入場券が発売されているのをご存じでしょうか?
主に前年のレースを勝った馬がチケットにカッコよく描かれていて、競馬ファンであればついついコレクションとして複数枚買ってしまうようなデザインになっています。
今回は過去の記念入場券の紹介や購入方法、記念入場券を買うメリット、デメリットなどを紹介したいと思います。
競馬場でG1レースの記念入場券を買ってみよう
目次
記念入場券はどのようなデザイン?
上記写真のような横長のチケットになっていて、入場時には競馬場入り口のJRA職員の方に、券の点線切り取り部分を渡しての入場となる為、コレクションとして残しておくのであれば複数枚購入する必要があります。
どこで購入できるの?
記念入場券は、G1レース当日の開催会場のみで販売されていて普段通り競馬場入り口付近の入場券売り場の窓口で購入することができます。
値段も普通の入場券と同じく1枚200円で購入することができ、特別値段が高いというわけではないです。
有馬記念ではレースの1か月前から記念入場券を販売していて、東京・中山競馬場、関東地区のウインズ・エクセルで先行販売しているので、事前に購入することができます。
すべてのG1レースで記念入場券は販売しているの?
すべてのG1レースで記念入場券が販売されているわけではなく、主にクラッシクレースやグランプリレースなどのビックレースで発売されることが多いです。
記念入場券が発売されるかどうかはJRAの公式ホームページのイベント情報欄に記載されているので気になった方はそちらで確認してみてください。
限定枚数なの?どのくらい用意されているの?
G1の規模によって記念入場券の発行枚数は違いますが、日本ダービーや有馬記念などのビクレースでは10万枚以上、規模の小さいG1レースでは2万~3万枚程度の発行枚数となっていてこちらも詳しくはJRAの公式ホームページのイベント情報欄で確認することができます。
いずれにしても入場券は枚数に限りがあるのでなくなり次第販売は終了となります。
なので確実に記念入場券を手に入れたいのであれば午前中の9時~11時くらいには競馬場に着かないと、売り切れていまう可能性があります。
記念入場券を買うメリット・デメリット
記念入場券を買うメリット
- 現地でレースを観戦したという証明になる
- デザインがカッコよくコレクションに最適
- 限定発売なのでしばらくしたら希少価値がつく可能性も
- 発行ナンバーが記されていて大げさに言ったら世界で1枚しかない
記念入場券を買うデメリット
- 記念入場券がいらないのであれば、回数券を買ったほうが安くすむ
- 競馬場開門時に入場券を買っていると、他の一般入場券を持っている人たちに先に競馬場に入場されてしまいスタンド席が埋まってしまう可能性が高くなる。
- 記念入場券で入場すると切り取り線から先を渡さなければいけないので、先っぽを切り取られた入場券は価値がなくなっていまう為、結果的に2枚以上買わなければいけなくなり、余計なお金がかかる
- 記念入場券は当日しか使えないので、いつでも使える回数券のほうが便利である
今までに私が現地で購入した記念入場券の一部を紹介します
牡馬クラッシクレース第一関門の皐月賞の記念入場券です。
最近G1に昇格した大阪杯の入場券です。普通の記念入場券より一回サイズが大きいです。あと天春です。
宝塚記念、菊花賞の記念入場券ですがちょっと買いすぎましたね。
こちらはエリザベス女王杯の入場券ですが、こちらもついつい5枚も買ってしまいました。
グランプリ有馬記念の入場券ですが、こちらは縦にデザインされていてカッコいいですね。
ジャパンカップの入場券は左下にスクラッチくじがついていたようでもしかしたら何か当たっていたのかもしれません。
最後に少々レアな入場券をご紹介。
まとめ
記念入場券は現地でしか手に入れることができない貴重なもので、思い出の品として取っておくこともできるので、現地でレースを観戦できる方はぜひとも手に入れてみてはいかがでしょうか。
コレクションしている方は関東、関西と現地のレース両方を観戦するのは難しいかもしれませんが、遠方の競馬友達とお互いの地域の入場券を交換し合ったりしてうまいこと集め、最悪メルカリなどで安い値段で譲ってくれるもいらっしゃるので、そちらを活用してみてください。
購入した記念入場券はチケットホルダーにいれるとサイズがぴったりなので(阪神G1レースの入場券は大きくて入らないかもしれませんが)そちらを購入してコレクションとして保管してみてください。