競馬場では、レース発走前にスターターの合図とともに場内に響き渡るファンファーレがあり、競馬ファンのボルテージを最高潮に高めてくれます。
有名なG1レースですと場内に10万人以上の人が来場され、ファンファーレに合わせて手拍子が起こり、ファンファーレ終了時にものすごい歓声が巻き起こりレースを盛り上げてくれます。
今回は特に盛り上がるおすすめの競馬ファンファーレを5選紹介します。
レースを盛り上げる、競馬ファンファーレ5選
目次
関東G1ファンファーレ(中山・東京)
あの国民的大人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト」のテーマ曲を作曲したことで有名な、すぎやまこういちさんが作曲されたファンファーレです。
まさにこれから刻まれる伝説の序章にふさわく、圧倒的なインパクト、迫力がありすべての人に愛されている一番人気のファンファーレです。
バラエティー番組やゲームセンターなどで流れていることもあるので、聞いたことがある人も多いかと思いますが、やはり現地でのファンファーレは桁違いに盛り上がり10万人規模であそこまで人が集まり歓声が上がるスポーツは競馬だけではないでしょうか。
まだ競馬場でG1レースを観戦したことがない人は是非とも現地でのファンファーレを聴いてみてください、テレビで見るのとでは全然迫力が違います。
おすすめの関東G1レース
- 日本ダービー
- 天皇賞秋
- ジャパンカップ
- 有馬記念
関西G1ファンファーレ(京都・阪神・中京)
こちらは関西のビックレースを盛り上げてくれるファンファーレで、リズムのアップテンポがよく手拍子のしやすさからか、会場にいる人たちが一体となって盛り上がれる関西人には定番のファンファーレです。
柔らかな旋律から徐々に盛り上がっていく曲風が癖になり、一度聴いたらやみつきになります。
私も関西に住んでいたのでよく京都競馬場でこのファンファーレを現地で聞いていました。
おすすめの関西G1レース
- 天皇賞春
- 菊花賞
- チャンピオンズカップ
宝塚記念ファンファーレ
上半期最大のグランプリレース宝塚記念はG1唯一のオリジナル曲で、年に一度しか演奏されない貴重なファンファーレです。
曲風はゆったりと落ち着いたテンポながらもレースの品格、緊張感がひしひしと伝わってきて、最後にはしっかりとレースを盛り上げてくれるグランプリレースにふさわしいファンファーレになっています。
京都・阪神重賞ファンファーレ
関西ではよく耳にする定番のファンファーレですが、曲の出だしからインパクトがあり、独特の重低音が重賞の格式を表していて、なにやら名勝負になりそうな予感を感じさせてくれます。
個人的には一番好きなファンファーレで、なぜか何度も聴いてしまう不思議な魅力がある曲です。
中京・小倉特別競走ファンファーレ
少々マニアックですが中京・小倉の特別戦ファンファーレもおすすめです。
軽快な早いテンポは馬が駆け抜けていく様子を表現しており、なにやら波乱が起きそうな感じの曲風になっています。
ローカル感も出ていて他のファンファーレにはない独特のカッコよさがあり、何度聞いてもあきない中毒性のある曲です。
世界の競馬場ではレース前にファンファーレがない所が多く、あの世界最高峰の凱旋門賞ですらファンファーレがありません。
そう考えるとファンファーレは珍しい文化なのかもしれませんが、ファンファーレはレースを盛り上げ、緊張感、興奮をもたらしてくれる役目があり、競馬ファンにとってなくてはならない大事なイベントです。
ぜひとも現地でたくさんの人たちと一緒にレースを盛り上げ、楽しめるようファンファーレを堪能してみてください。
上記以外にもファンファーレはたくさんあるのでCDとして売られているKING OF TURFを紹介します。
もし他のファンファーレが気になる方はCDを購入して聴いてみてください。
私はこのCDを中山競馬場のターフィーショップで買いました。